思いの丈・・・

 

 

 

今回の定例会は、今までで一番参加者が多く、男性の参加者も多くて8名でした。

初参加の方も、男性が２名、女性が２名いらっしゃいました。

合計で２７名のとっても賑やかな定例会となりました。

初参加の女性の方のおひとりは、まだ３０代で2年くらい前にご主人様を亡くされて、小学生以下のお子さんを3人育てていらっしゃいます。

3人目のお子さんの妊娠中に急な病でご主人様を亡くされたそうです。

お話を伺っているだけでも、どんなにショックで、辛くて大変だったかがわかります。

その方は、まだまだお若くて可愛らしい方で、自分の子どもに近い年齢だったので、私は思わず母親の気持ちになって接していました。

もしも自分の娘だったら・・・想像しただけでも辛くなります。

もう一人の女性の方も、高校生と小学生の2人のお子さんを育てていらっしゃり、ご主人様を亡くされた事で、ちょうど思春期の子どもさんが精神的に不安定になられたりして、大変辛い思いをされたようでした。

お二人とも、今日まで一生懸命に頑張って子育てをして生きてこられたようでした。

周りには自分と同じ境遇の知り合いもいませんから、この辛い思いを誰にも理解してもらえず、誰にもしゃべることができずにいたので、今回、この定例会に参加したことで、お二人とも、堰を切ったように、ご自身の思いの丈を吐き出していらっしゃいました。

ここでは、泣いても笑っても、思いを吐き出しても構わないのです。

同じ境遇の私達にとって、泣いたり笑ったり、辛い思いを吐き出せる場所が必要なのです。

そして、共感してもらい、同じ思いを分かち合うことが大切なのです。

お二人とも、思いの丈を吐き出すことができて、とてもすっきりされたようでした。

周りの人たちとも打ち解けて、笑顔になっていらっしゃいました。

 

初参加の男性の方は、お二人とも、奥様との死別から2～3年くらいの方でした。

おひとりは、40代で、中学性と小学生のお子さんを育てていらっしゃいます。

おひとりは、子どもさんは巣立っていて、お一人で生活をされているようでした。

お二人とも、愛する奥様の死を受け入れて、お仕事や子育てを懸命に行うことで、悲しみを乗り越えてこられたのだと思います。

ですが、2～3年経っても、心のどこかにぽっかりと穴が空いているような虚しさを感じて、このままではいけないと思われ、このホームページを見つけてくださったのだと思います。

男性の方は、ご自身のプライドや、世間体の事を気にされて、自分の弱みを他人に見せることができない方が、多いのだと思います。

ですが、本来、男性の方が、女性よりも寂しがりやなのですから、自分の心に蓋をしないで、無理をして我慢しないでください。

確かに、この九州天国組のメンバーは、女性が多く、恥ずかしがり屋の男性の方は、参加を躊躇されるかもしれませんが、この会は不思議な事ですが、男女ともにお互いに異性を感じることなく、仲間、同士として接しています。

なぜなら、ここに参加される方は、皆さん、亡くされた伴侶の方をずっと愛して忘れられない方々ばかりだからです。

ここで仲間、同士として知り合い、時間の経過の中で、友達から気になる異性へと変化することは自然な流れですから、それはそれで、私は良いと思います。

なので、もし、いろいろな思いから、参加を迷われているのならば、思い切って参加されてみてください！

この会に思い切って参加をされたことで、自分の居場所を見つけた方は、とても多いですよ～！

 

 

 

 

 

 

 

９月に撮った写真の一部をご紹介

 

 

 

定例会の様子

 

 

 

 

二次会の様子

 

 

 

 

 

 愛する伴侶の死を乗り越えて生きて行く意味・・・

 

 

愛する伴侶を病気や事故や、突然死で亡くしてしまった私達・・・

何でこんなことが自分の身に起こるのか・・・

その事実、その現実を受け入れる事ができなくて、私達はもがき苦しんでいます。

ですが、どんなに辛くても、悲しくても、寂しくても、私達は生きて行かなければなりません。

私達は、この世に生まれてくるときに、既にどんな人生を歩み、どんな課題を克服しなければいけないのか、自分自身で決めて生まれてくると言われています。

私は、愛する伴侶の突然の死を乗り越え、新たな人生を自分の力でたくましく生きるという課題を決めて生まれてきたのかもしれません。

そのために、自分と同じ境遇の人達のお役に立つという新たな使命を見つけ、本当にお役に立つことができたのなら、生まれてくるときに、前世で何回も夫になってくれた主人の魂に、今世でも早死にする夫の役目をお願いして、ふたりでこの世に生まれてきた目標を達成することができるのだと思っています。

まだまだ目標は達成できていませんが、私は、これから自分が生きる意味を理解し、前向きに生きることを心に決めることができました。

主人も、この世で私が使命を全うすることができるように、あの世から、いろいろな手助けをしてくれていると信じています。

皆さんも、愛する伴侶の魂と夫婦になることを約束して、この世に生まれてきたのです。

きっと皆さんにも、この世での生きる意味、生きるための目標があるはずですよ！

ゆっくりで良いのです。

ゆっくり、ゆっくり、見つけてくださいね・・・

私で良ければ、見つけるためのお手伝いをさせてくださいね・・・

あなたのこれからの幸せを心から願っています・・・