2020年12月 定例会のご報告

 

この世からの卒業・・・

 

あるメンバーさんが突然、この世を卒業してしまいました。

彼はこの九州天国組のオフ会隊長で、この会を盛り上げて、たくさんのメンバーさん達を元気付けて、笑顔にしてくれました。

彼は、この会にとっても、私にとってもなくてはならない人だったのに・・・突然逝ってしまいました。

メンバー皆の衝撃は大きくて、悲しみも大きくて・・・

それだけ彼は、この会にとって大きな存在だったのです。

今思えば、彼は人一倍寂しがりやで子どもがいても、奥様を亡くしてしまってからはずっと自分ひとり・・・寂しくて仕方がなかったのかもしれません。

休日にひとりで家にいるのが嫌だったから、自らオフ会を企画して皆を楽しませてくれていたのです。

もちろん彼自身も皆と一緒にオフ会を楽しみ、皆の笑顔を見ることが何よりも嬉しかったのだと思います。

彼はこの九州天国組に出会う事で、自分の居場所を見つけ、自分の役割(使命)を見つけたのです。

そして、自分の使命を全うして、この世を卒業したのかもしれません。

余りにも早すぎる卒業でしたが、これもこの世に生まれてくるときに決まっていた彼の寿命だったのかもしれません。

また、これまでに何回も倒れて、医師から再三注意されていたのに、彼は自分の命にあまり関心を持ってなかったようにも思えます。

寂しいこの現実を逃れる為に、いつ死んでもいい・・・と心の底では思っていたのかもしれませんね。

彼がこの世を卒業してしまって、メンバー皆の心にぽっかりと大きな穴が開いてしまいました。

この穴はしばらくの間は、きっとふさがらないでしょう・・・

これも彼と出会った私達にとっては、ひとつの試練なのかもしれません。

ですが、目を閉じればそこには彼の笑顔が・・・

悲しいけれど、思い出すのは彼との楽しかったオフ会の思い出や彼と皆の笑顔ばかり

彼にはもう会えないけれど、私とメンバー皆の心の中には、ずっとずっと彼は存在しているのだと思います。

そして、彼が私達に教えてくれたこと・・・

それは、いつ死んでもいいように、悔いを残すことが無いように、自分の気持ちに正直に、残りの人生・・・やりたい事をやって、楽しみながら生きて行くこと!

人間って案外簡単に死んでしまう・・・いつ何時事故や災害に会うかもしれないし、急な病で死んでしまうかもしれません。

だから、その時に悔いが残らないように生きて行くことが大切なのだと思います。

この様な大切なことを、身を持って教えてくれた彼への大きな大きな感謝の気持ちと共に、彼の冥福をお祈りしています。

そして、この世での辛い修行を無事に終えて、現実の孤独からも解放され、身軽になってあの世で愛する奥様と再会できることを心から喜び、あの世で幸せに暮らせることを願っています。

 

いつか必ず私達は、この世を卒業します。

私達の愛する人は、私達よりも少し早く卒業してしまっただけで、私達が卒業する時を待ってくいてくれて、私達との再会を楽しみにしてくれていると信じています。

だから、私達もその時を楽しみにして辛いこの世を乗り越えていきましょう。

 

 

 

12月に撮った写真の一部をご紹介

 

 

定例会の様子

 

2次会の様子

 

 

2020年もあとわずか・・・

 

 

あと少しでこの2020年が終わります。

2020年は、私達を含む地球上で生きる全ての人々にとって、本当に試練の年でした。

この試練の発端となったコロナ感染は、まだまだ続くと思われますので、ひき続き来年、2021年も試練の年になるかもしれません。

このコロナ感染によって、私達の生活や価値観が大きく変わりました。

私達は我慢する事を強いられて、色々なことにじっと耐えて生きてきました。

コロナ感染に対する恐怖とも戦ってきました。

そんな生活の中で、私達皆、何かしらの内面の変化が起こっていることに気が付いていると思います。

また、ある人は大きな事故に会って九死に一生を得たかもしれませんし、残念ながらこの世を去ってしまうことになってしまった方もいらっしゃるかもしれません。

この2020年は私達の地球にとっても変化の年だったので、そこで生きている私達人類にとっても当然変化が起こる年だったのです。

ですから、今現在、無事に生きている皆さんは何とか2020年の試練を乗り越える事ができたのです。

この試練を乗り越えた皆さんは、色々な意味で以前よりもずっと強く逞しくなっているはずですから、きっと来年も無事に過ごすことができると信じています。

 

今年1年、この九州天国組の定例会は、皆様の参加のお陰で毎月開催することができました。

参加してくださった方、参加はできなかったけれどこのホームページを見つけて、つたない私の文章を読んでくださいました全ての方々に、心より感謝いたします。

本当に、本当にありがとうございました。

2021年も辛い年になるかもしれませんが、皆で一緒に乗り越えて行きましょう。

そして、愛する人を亡くしてしまった皆様の心が少しでも軽くなりますように願うと共に、皆様のこれからの人生がより良いものになりますように心から祈っています。

 

 

 

 

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