今を生きる・・・
2019年3月、九州天国組交流会、4年目が始動しました。
2月は定例会をお休みしていたので、初参加のお申し込みがたくさんあり、今月の定例会には、下関や熊本からも含めて、合計5名の方々が新たに参加してくださいました。
そのうち3名の方は、昨年愛する伴侶を亡くされて、まだ半年くらいしか経っていませんでした。
癌が発覚後、わずかな期間で亡くされる方が多いようです。
私の主人の様に、急性心筋梗塞や事故で突然亡くされた場合、愛する伴侶の死を受け入れることがなかなかできません。
昨日まで元気に生きていたのに・・・
なぜ?どうして・・・?
その事実を受け入れるまで、とても時間がかかります。
わずかな期間で亡くされた場合も、突然亡くしたのと変わりはないように思えます。
何か月か前の健康診断では特に異常はなかったのに・・・なぜ?どうして・・・?
余名3ヶ月・・・と宣告されても、到底信じることはできません。
当の本人も、まさか・・・自分が死ぬなんて・・・?
きっと何かの間違いだろうし、死ぬわけがない・・・
もし癌であっても、きっと治る!
そう信じて、生きることしか考えられないのではないでしょうか・・・
私達もそうですが、亡くなっていく愛する伴侶達もきっと辛かったと思います。
亡くなってしまってから、初めて自分の死を受け入れるのかもしれません・・・
この世に残された私達は、まず愛する伴侶の姿を見ることや、声を聞くことができなくなってしまったことに、猛烈な悲しみや苦しみを感じます。
一人暮らしを余儀なくされた場合はもちろんですが、そうでなくても、もう二度と愛する伴侶に会えない寂しさに押しつぶされてしまいます。
何とも言えない、どうにもならない重苦しい感情に支配されて、これから先を生きることに不安や、恐怖を感じてしまうのです。
その苦しみは、この事実を受け入れて、この事実に慣れてしまうまで果てしなく続き、この猛烈な苦しみに耐えていかなければならないのです。
この苦しみは、愛する伴侶の死を経験した者でなければ、決して理解できません。
「自分の旦那さんや、奥さんが死んでしまうことを想像してみて!」と言っても、きっと想像すらできないと思います。
この苦しみを乗り越えていくためには、まず自分の感情に蓋をしない事。
慟哭してください。わめいて、怒鳴ってください!
どういう理由であれ、結果として私達を悲しませ、人生のどん底に突き落としたのですから・・・
私は、「私を幸せにすると約束したのに!噓つき!」と亡くなった主人を責めました。
怒鳴って、わめいて、大声で泣きました。
そうすることで、自分の感情を吐き出したのです。少し心が軽くなりました・・・
きっと主人は、そんな私の姿を見て、そばでオロオロしていたと思います。そして、私がどんなに主人を愛していたかを理解してくれたと思っています。
泣けない人は、何かのきっかけで泣いてください。無理にでも泣いた方が立ち直りが早いように思います。
眠れない人は、医師の力を借りてください。上手く睡眠導入剤を使いながら、まずは自分の心身を休めてあげましょう!悲しみはずっとずっと続きますから・・・体力は大事です。
食べれない人は、誰かと一緒に食事をしてください。食べてくれる人がいなかったら、月に一度でも私達と一緒に夕食を食べましょう~!
よっぽどの病気でもない限り、どんなに辛くてもお腹は空きますから・・・食べたい物、好きな食べ物を食べて、つかの間の幸せを見つけてください。
お酒を飲む方は、寂しさを紛らわせる為に、ついつい飲む量が増えてしまいます。
気持ちは充分に解りますけど、飲むならば、必ず何かを食べながら飲んでください。お酒だけを呷るように飲むことは、絶対にやめてください!
結果、身体を壊してしまいますし、後で後悔してしまう事にもなりますから・・・
悲しみは、ずっとずっと続きます。自分で自分の感情に負けてしまわないようにしてください。
私達は、生きている限り、亡くなってしまった天国の愛する人を忘れることはできないのです。
時間の経過と共に、この悲しみに慣れて心が穏やかになっていきますが、何かの拍子に愛する人を思い出して、涙をこぼしてしまうのです。
あの時、ああしていれば、もしかしたら愛する人は死ぬことはなかったかも?とか、もっともっとできることをしてあげたら良かった・・・と、今更どうにもできない過去を悔んだり、まだまだ先の未来を心配したりしないでください。
私達は、今を生きて行きましょう!
今がどんなに辛くても、自分の気持ちの持ち方、考え方次第で、必ず明るい笑顔の未来が訪れると信じています。
つかの間の楽しみを見つけましょう!
同じ境遇の仲間達とおしゃべりをしたり、美味しい物を食べたりして、その時を楽しみましょう!
そんなささやかな楽しい時間を積み重ねていくことが、あなたの幸せな未来の人生に繋がっていくのです。
泣いていても笑っていても、時間はどんどん経過していきます。
あの日、主人と突然お別れしてから、もうすぐ4年になります。
今でも時々思い出して、辛くて寂しくなるけれど、わたしの周りには、たくさんの同じ境遇の仲間達がいてくれます。本当に心優しい、素晴らしい仲間達です。
これからも、仲間達と楽しいことを見つけながら、幸せな未来に繋がる今・・・を大切にして、笑顔で生きていきたいと思っています。
今あなたは、ひとりぼっちかもしれませんが、よく周りを見てみると、同じ境遇の仲間達が側にいるかもしれませんよ~!?
たとえあなたが遠くに住んでいて、定例会でお会いできなくても、私はあなたにこうして話しかけています。
私は、あなたの仲間です。あなたより、少し早く人生のどん底を経験しました。
そのどん底から、今日までの間に少しずつ這い上がってきただけなのです。
周りにいる仲間達も、皆、同じ気持ちで苦しみながら這い上がろうとしているのです。
あなたもきっと、這い上がることができると信じています。
なので、あなたも自分の幸せな未来を信じて、今を大切に、一緒に生きていきましょう!
3月に撮った写真の一部をご紹介
定例会の様子
二次会の様子
天国の愛する人へのメッセージ・・・
愛するあなたへ
愛するあなたは今、天国でどのように過ごしているのですか?
この世に残された私や子ども達を、天国から見守ってくれているのでしょう?
私は、いつもあなたが側にいてくれて、優しい笑顔で見守ってくれていると思っています。
そんな風に思うことで・・・
今日まで私は、あなたに会えない寂しさに耐えて、生きてきました。
そしてこれからも、そんな風に思って生きて行きます。
あなたはいつも私や子ども達の様子を見ることができて、私達の声を聴くことができて羨ましいです。
自分がこの世で生きていた時と変わらずに、この世に降りてきて我が家で過ごし、私がテレビを見ている時に
あなたはこっそり私の膝を枕にしてくつろいでいるのでしょう?
好きなおかずの時は、こっそり鍋からつまみ食いをしているのでしょう?
あなたは天国に行ってしまっても、ちっとも変わりませんね・・・
そして、変わらず私や子ども達を愛してくれているのでしょう?
ありがとう・・・感謝しています。
夢の中で、時々会っているのですよね・・・
でも、私は、朝方は爆睡してしまうので、あなたに会えたことを忘れてしまいます。
たまに覚えているときもありますが・・・
できることなら、毎晩あなたに会いたいです。
そして、会えたことを忘れずにいたいです。
いつかあなたの側に行ける日まで、私は、頑張って自分らしく生きて行きます。
どんなに寂しくて辛くても、自分の残された人生をたくましく生きて行きます。
ときには涙をこぼすこともあるけれど、そんな時はそばに来てそっと抱きしめてくださいね・・・
あなたが天国に行ってしまったことは、本当に本当に辛いけれど、あなたは私と同じ境遇の仲間達を繋いでくれました。
本当に心が通じる仲間達に出会わせてくれて、ありがとう・・・
この仲間達と出会い、一緒に生きていくことが、私の使命なのかもしれませんね。
この使命を無事に果たすことができますように、天国から応援して、私をサポートしてください。
よろしくお願いします。
あなたも天国の愛する人にメッセージを送ってみませんか?
きっと愛する人に届きますよ~!
メッセージを送ることで、あなたの心が少し軽くなるかもしれませんね。
問合せフォームなどで、メッセージを送って頂き、お許しが頂ければ、ホームページに掲載させて頂きます。
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