あなたの愛の物語・・・

 

 

私は、これまで、この天国組の交流会で、たくさんの仲間たちと出会ってきました。

この会に参加してくださいますお仲間たちは、皆さん、心から愛する伴侶を亡くしたことで、とても辛くて悲しくて寂しくて、このやりきれない絶望の中で、何とかこれから先の人生を生きていくためにもがきながら、このホームページを見つけて参加してくださっているのです。

私も含めて、仲間たちの心のなかには、天国に行ってしまった伴侶を思う大きな愛があふれていて、愛があるからこそ、永遠に忘れることができないのです。

愛があるからこそ、会いたくて会いたくて、寂しくて寂しくて、悲しくて辛いのです。

愛する伴侶を亡くしてしまった私達それぞれに、この世に生まれてから、愛する伴侶に出会い、困難を乗り越えて結ばれ、愛し愛され、ともに人生を生きて、悲しいお別れをするまでの壮大な愛の物語があるのです。

そこには、一つとして同じ愛の物語は無く、それぞれに異なっていて素晴らしい愛の物語があるのです。

なかには、とても辛い愛の物語があるかもしれません。

でも、辛くても愛する伴侶と苦難を乗り越えながら、さらに大きな愛を一緒に育んでこられたのかもしれません。

私達は、この世で大きな愛を学んできました。

そして、愛があるからこそ幸せで、愛があるからこそ、自分の身を切り裂くほど愛する伴侶との別れが辛くて悲しいことを思い知ることができたのです。

本当は、こんな苦しみは知りたくは無かった・・・と思いますけど。

いずれ誰しもが、この苦しみを思い知るのです。

この世、この地球上は唯一の私達の魂の修行の場です。

私達はこの世で愛の素晴らしさと、愛するが故の苦しみや悲しみを学んでいるのです。

この学びを通して、この苦しみを乗り越える事で、私達の魂は成長して、これから先の人生を幸せな未来へ変えていくことができるのだと信じています。

今はまだ、愛する伴侶を亡くしたばかりで、人生のどん底を味わっているかもしれません。

ですが、どんな苦しみも、自分の心の持ち方しだいで、乗り越えていくことができるのです。

事実、私は、この目で多くの仲間たちの変貌の姿を見てきました。

涙にくれている姿から、輝く笑顔あふれる姿へ変わっていく様子を見てきました。

決して簡単に変わることはできないと思いますが、時間の経過や、同じ境遇の仲間達との出会いを通して、自分なりの乗り越え方をそれぞれが見つけることができているからだと思います。

 

今回の定例会では、初参加の女性がおふたりいらっしゃいました。

おふたりともに、亡くなられたご主人様からとても愛されていていたように思いました。

おひとりの方は、ご主人様ともに障害をお持ちの方でしたが、それまでの人生をともに愛し愛されることで、お互いに助け合い、支え合い、寄り添いながら生きてこられたように感じました。

彼女自身は、明るくてとても前向きな方で、自分がやりたいと思ったことを積極的に行う、とても素晴らしい方でした。

自分の人生を受け入れ、過酷な運命をたくましく自分らしく生きている彼女の姿に、私はとても感銘を受けました。

彼女は、自分のことを心から愛してくれたご主人様の事を思い出して、涙ぐんでいらっしゃいました。

その姿によって、確かに彼女とご主人様のあふれる愛の物語が、そこにあったことを私は知ることができたのでした。

きっとご主人様は、今でも天国から彼女へのあふれる愛をこの世に送り、自分らしく楽しく生きている彼女の幸せを願い、「あなたは、あなたらしく楽しく思い通りに生きていいんだよ・・・」と、いつも優しく見守っていらっしゃると思います。

 

あなたにも、きっと愛する伴侶との素敵な愛の物語があるはずです。

愛するが故に、今あなたは辛くて悲しい思いをしているかもしれません。

でも逆に、あなたには愛の物語があるからこそ、天国の愛する伴侶からの愛を信じて感じることができ、あなたのこれからの幸せを願い、そっと優しく見守ってくれていることを信じることができるのです。

いつの日か、あなたの愛の物語をあなた自身が優しい笑顔で思い出すことができますように・・・願っています。

今は思い出すと悲しくて辛いかもしれませんが、愛の物語があるからこそ、これから先もあなたらしく幸せに生きていけることを信じてくださいね・・・

私も、あなたのこれからの幸せを願い、遠くからですが・・・見守っています。

 

 

 

 

６月に撮った写真の一部をご紹介

 

 

 

定例会の様子

 

 

 

 

二次会の様子

 

 

 

 

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