ままならない自分の感情と他人の気持ち・・・
最近、芸能人の自殺が相次ぎました。
一般人ではなく、芸能人の自殺はさすがにショックが大きいです。
それに何人も立て続けに自殺してしまうなんて・・・
どうしてそんなに死に急ぐのでしょう?死にたくないのに、死ななくてはならない人がたくさんいるというのに・・・
本当に、この世は非情な世界だとつくずく実感してしまいます。
私はいつも思うのです・・・死ぬ気になればどんなに辛いことでも乗り越えらえられるのに・・・と。
この世では、辛いことが起こるのはあたりまえのことなのに、その試練に立ち向かわず死んで試練から逃げようとするなんて・・・
そんなことをしたら、死んだあと死ぬよりも辛い果てしないお仕置きが待っているのに・・・
どうして、そんなことにも気が付かないのだろう・・・と思ってしまうのです。
確かに正気では、自分で死ぬなんて、そんなことはできないのかもしれません。自分でコントロールできない、ままならない自分の感情に負けてしまい思わず、衝動的に死んでしまうのかもしれません。
結果、死んだあとどうなるのか・・・その後は正気に戻り、果てしない後悔の念が押し寄せてくるのです。
死んで楽になるはずが・・・もっともっと辛い思いをしなくてはならないのです。
当然、果てしない長い間、成仏することはできません。魂はこの世をさまよい、自分が死んだことで死ぬよりも辛い試練を課せられた愛する人々の嘆き悲しみ、苦しむ姿をそばで見続けなくてはならないのです。
どんなに謝っても声は届きません。どんなに救いの手を求めても神様は、助けてはくれません。
成仏するまで、心の苦しみや体の痛みからは逃れられないのです。魂となってもう体はないはずなのに・・・痛いのです。
自殺をするということは、あの世では自分がこの世で全うしなくてはならない人生という魂の修行を放棄したという大罪になるのです。
大罪を犯してしまったのだから、その罪を償わなければならないのは当然のことです。この世で生きるはずだった寿命までこの世で苦しみ続けるのです。
では、人はどうして死にたくなるのでしょう・・・?
それは他人の気持ちをコントロールできないからだと思います。魂の修行で最も身近なもの・・・そして、誰もが避けては通れない人間関係こそ本当は最大の修行なのかもしれません。
両親、祖父母、兄弟姉妹、伴侶や子ども、親戚、友達、仕事仲間、隣りに住んでいる人、顔は見たことないけれど激しく攻撃してくるネット上の人・・・など、私達はこの世で多くの人達と関わりながら生きています。
ちょっとした誤解によって他人から中傷されたり、ちょっとしたことがきっかけで、大切な家族の間で修復不可能な亀裂が入ってしまうこともあります。
人は、誰でも自分が傷つくことを恐れます。もし傷つきたくないというその不安がどんどん膨らんでしまったら、やがて家族や友人、他人を信じることができなくなってしまいます。
人を信じることができなくなったら、やがて生きる希望を失ってしまうことになります。
人は、ひとりでは生きてはいけません。実は、多くの人達に支えられて生かされているのです。
そのことに気が付いたなら・・・お互い様なのだから、ちょっとした誤解によって仲違いをしたとしても勇気を出して誤解を解き、お互いの信頼を取り戻す努力をして魂を成長させていかなければならないのだと思っています。
人は、人とのつながりの中でお互いが切磋琢磨し、魂を成長させながらこの世での人生を全うしていくのだと信じています。
なので、どんなに辛くても自分が傷つくことを恐れず、逃げることなく自分の人生に立ち向かっていって欲しいと願っています・・・。
10月に撮った写真の一部をご紹介
定例会の様子
2次会の様子
私にとって大切な仲間達・・・
今回の定例会も、初参加の女性の方が二人いらっしゃいました。
ひとりの方は、ご主人様を亡くされたばかりの方、もうひとりの方は10年以上前に亡くされた方で、一番下のお嬢さんがお嫁に行かれてひとりぼっちになって、寂しくなられたようでした。
お二人ともご縁があって、この会に参加してくださいました。
ご縁がある方とはすぐにお会いすることができるのに、連絡を頂いてもご縁が無い方とはお会いすることができません。
本当に、不思議なことなのですが・・・
また、一度お会いしても二回目はもうお会いできない方もいらっしゃいますし、二回目にお会いするのが2年ぶりという方もいらっしゃいます。本当に、不思議なご縁です。
気持ちがお元気になられてこの会を卒業される方も、もちろんいらっしゃいます。寂しい気持ちもありますが、私にとって卒業はとても嬉しい事なのです。
私と繋がってくれて、この会に参加してくれた仲間達はどの方も皆、私にとって大切な仲間達です。この仲間達のお陰で私は今、笑顔で生きることができているのです。
本当に、人はひとりでは生きていけないことを、私は自分の身をもって感じています。仲間達に心から感謝しています。
個性豊かな仲間達・・・皆、それぞれの個性を長所として、活かして幸せになって欲しいと願っています。
たまにはちょっとしたトラブルも起こるけれど、全ての出来事は私達にとっては必然で、そのトラブルを皆で乗り越えることでお互いの信頼と絆を深めることができるのだと思っています。
そして、死別から数年が経ち、死別の悲しみや苦しみを今日まで乗り越えてきた私達は、死別から日が浅い方達を一緒に励まし、必ず近い未来に笑顔を取り戻すことができることを身をもって示していきましょう!
それが私達の役目であり、私達が生きる為の目的にもなるのだと思っています。
こんな私達ですが、仲間になってみたいな~!と思われる方はぜひご連絡くださいね!
ここにいる仲間達、皆であなたのことをお待ちしています。
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